日本では、1980年代以降の経済の拡大に伴い、外国人の流入が増加しました。特に1989年に出入国管理法が改正され、日系外国人を中心とする、いわゆるニューカマーを迎え、多文化社会への対応の必要性が加速しています。在住外国人の増加は、日本社会に様々な新しい変化をもたらし、地域社会で一緒に暮している外国にルーツをもつ子どもが増加することにより、出産、子育て、教育をめぐるさまざまなライフステージにおいて、既存の施策や制度だけではカバーできない多くの問題が出てきております。そこでこのたび、保育園を所管する自治体上里町と連携し、日本の子どもたちと外国のルーツをもつ子どもたちがそれぞれの言葉や文化に触れ、違いを認め理解するチャンスを幼児の発達段階で与えることで、ボーダレス化しつつある国際社会において必要とされる、バランスのとれた人格の育成を心掛け、日本人の子ども達と分け隔てなく一緒に楽しく過ごせる保育園を、保護者のみなさまと保育スタッフ、そして行政機関と共に一丸となり作っていきたいと考えております。
また、認可保育施設として求められる事は、児童福祉法で明記されている通り、児童の心身の健やかな成長・育成・そして保育サービスの充実を図らなければいけません。これまで認可外施設として活動して来た実績に加え地域子ども・子育て支援を拡充する為にも延長保育、地域子育て支援拠点の設置を計画し、子育てをする保護者の不安の解消、情報の共有化を進め、行政との連携に積極的に取り組む計画であります。
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保育士資格保有の日本人スタッフに加え、英語・ポルトガル語のバイリンガル保育補助員も動員し丁寧な保育を実現します。
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専属ドライバーによる送り迎えから始まり、全天候型運動スペースが隣接し雨の日も楽しく走り回ることが出来ます。
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当園では専用の農地を設け、子どもたちに野菜作りを通して自然の恵み・命の大切さ・大地の豊かさを学びます。
- 子どもの人権を第一に考え、子どもたちに最善の環境(人、物、場)を与えることができるように常に研鑽し、子どもたち一人ひとりに寄り添う保育を行います。
- 様々な家庭環境の方が子どもたちを預かるに当たり、福祉的でスタンダード(多くの方に満足が与えられる)な保育を実現し、多くの方が利用しやすい保育園を目指し運営する事によりバランスの取れた人格の育成を行っていきます。
- 子どもたちの安定した成長は環境の中にあります。子どもの育ち、子育て環境を社会全体で支えるという視点で、保育園の役割を充分理解し、保護者の方を含め、子どもたちを取り巻く人々と信頼しあえるよう、地域、保護者にとって利用しやすい施設を目指して行きます。
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健康、そして安全で幸せな生活のため基本的生活習慣態度を育て、困難に出会っても自分で切り開き健全な心身の基礎を培うようにします。
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様々な体験を通して豊かな感性を育て、生命の尊さを感じる力を培います。
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自然や社会の事象、生活の中で興味や関心を育て、それに対する豊かな心情や思考力の基礎を培います。
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生活の中で言葉への興味、関心を育て喜んで話したり聞いたりする態度や豊かな言葉表現を養います。
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人との関わりの中で人に対する愛情と信頼感そして人権を大切にする心を育てると共に自主、協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培います。
全天候型の体育館も隣接し、雨の日も風の日も楽しく遊ぶことができます。
遊具の下には安全に考慮したゴムチップ舗装を採用しております。弾力性が高く透水性にも優れていて安全に遊ぶことができます。
れいんぼー保育園専用農場。約2000㎡の農地を確保し、子どもたちに野菜作りの楽しさ、自然の恵みを肌で感じることが出来ます。